宝物殿 企画展「勝道上人の日光開山」

日光山輪王寺宝物殿企画展示

日光開山 1250年
開山勝道上人1200回御遠忌記念特別展

期 間 平成28年2月10日(水)~4月13日(水)
開 館 午前8時〜午後5時 ※11月1日以降は16時閉館
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名称未設定-1本年は,勝道上人が日光山を開いてから1250年,そして来年は勝道上人が没してから1200回遠忌の年にあたります。そこで,本年はそれを記念して,6回の会期にわたって,勝道上人と山岳信仰にまつわる宝物を広く皆さまのご高覧に供することになりました。
下野芳賀(現在の栃木県南東部)に生まれた勝道上人は西方に高くそびえる男体山の山頂を目指して旅に出ました。野山を拓き,神仏の助力も得て大河(大谷川)を渡った上人は,千手観音の像を造り,庵を建てました。天平神護2年(766)のことと伝えられています。これが輪王寺の前身にあたる四本龍寺です。ここを拠り所として修行を重ねた上人は,天応2年(782),ようやく霊峰を極めるに至りました。延暦3年(784),弟子たちを率いた勝道は男体山のふもとの南湖(中禅寺湖)に小船を浮かべて巡覧し,湖の各所で霊験を得て,中禅寺を建立しました。
こうして現在にいたる日光の長い歴史が,幕を開けたのです。
やがて,上人が開いた日光の山々を修行の舞台とする日光修験が盛んになり,多くの修行者や廻国納経の行者が全国から集まります。それと同時に,男体山・女峰山・太郎山を千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音とする日光独自の信仰形態が確立しました。
このささやかな展示によって,今日に至る日光山の長い歴史に思いを馳せて頂ければ幸いに存じます。

【主な展示品】
※は重要文化財

勝道上人画像 一幅 慶応2年(1866)
伝勝道上人所用 刀子 二柄 平安時代
金銅蛭巻入峰斧 一柄 ※ 鎌倉時代
金銅大火舎香炉 一合 ※ 平安~鎌倉時代
銅錫杖頭 秀海銘 一柄 ※ 鎌倉時代
鉄造納経塔 一基 元徳3年(1331)
銅造男神・女神像 二躯 嘉元3年(1305)
細字紺紙金字法華経 一巻 応永18年(1411)
強飯図 松岡辰方筆 二幅 寛政11年(1799)

 

徳川綱吉の書画

公益財団法人德川記念財団常設展示
*日光山輪王寺宝物殿は德川記念財団の特別協力館です。

徳川綱吉は正保3(1646)年に3代将軍徳川家光の第4子として生まれました。寛文元(1661)年、上野国(現群馬県)館林藩主となり、幕政に参加するようになりました。長兄である4代将軍家綱の病気が悪化すると将軍家の養子となり、家綱が死去すると第5代将軍に就任しました。綱吉政権の前半は「天和の治」と呼ばれ、大老堀田正俊を中心に幕府権力の強化と儒教的な「仁政」に基づいた民政の刷新が行われました。堀田正俊の死後は、稲葉正休や柳沢吉保を側用人に置き、将軍独裁・親政体制を強化していきました。牛・馬・犬・鳥などの保護を命じた「生類憐みの令」もその時の政策のなかで打ち出されました。その他、病人・病牛馬を捨てることの禁止や捨て子養育令など生類すべての命を憐れむ触れが100件以上出されています。
綱吉は儒教・仏教などの学問にも強い関心を持っていました。幕臣・家門・諸大名に学問を奨励し、湯島には聖堂を建て広く幕臣や諸藩士などの学問修養の場としました。綱吉自ら大名や幕臣に『大学』や『中庸』をはじめとする儒書を講義することもありました。
綱吉の書画には、このような儒教的な思想を示すものや馬や兎や鳥など生き物を表したものが多くみられます。本展示では、徳川綱吉の書画を通して、その人となりを感じていただきたく思います。

平成28年2月
公益財団法人 德 川 記 念 財 団
〒151-0064 東京都渋谷区上原2-35-5-203
TEL03-5790-1110・2620
德川記念財団ホームページ http://www.tokugawa.ne.jp

久能山東照宮博物館
〒422-8011 静岡市駿河区根古屋390
TEL 054-237-2437
久能山東照宮ホームページ http://www.toshogu.or.jp

開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 年中無休
交通機関 東名静岡または清水I.Cより日本平まで約20分/JR静岡駅より
しずてつバス「日本平行き」
駐車場 日本平駐車場200台を利用(無料)
〔日本平〕よりロープウェイにて5分
德川記念財団常設展 「德川宗家伝来の品に見る吉祥」
平成28年2月4日(金)~4月13日(水)

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次回展示予告

平成28年4月15日(金)~6月15日(水)
8時~17時(入場は16時45分まで。)
〔德川記念財団常設展〕徳川家治とその時代
※展示内容・展示期間は、予告なく変更する場合があります。
※11月1日以降は16時閉館。