日光開山 1250年・開山勝道上人1200回御遠忌記念特別展 「江戸時代の日光山」

日光山輪王寺宝物殿企画展示

日光開山1250年 開山勝道上人1200回御遠忌記念特別展
江戸時代の日光山

期 間 平成28年12月15日(木)~平成29年2月15日(水)
開 館 午前8時〜午後5時
宝物殿 宝物殿の詳細はこちらから

img8平成28年(2016)は,勝道上人が日光山を開いてから1250年,勝道上人の1200回御遠忌の年にあたります。それを記念し,本年は6回にわたり勝道上人と山岳信仰にまつわる宝物を展示いたします。第6期となる今回は,江戸時代を中心に,日光山全体を統括した輪王寺宮にゆかりの宝物を展示いたします。
江戸時代,日光山全体を統括したのが輪王寺宮です。輪王寺宮には出家した皇族の師弟が就き,日光山と江戸寛永寺の門主を兼帯しました。承応3年(1654) 1月,寛永寺において,尊敬法親王が公海大僧正から山主の地位を引き継ぎ,守澄法親王を名乗ります。 翌明暦元年(1655)9月に上洛した守澄法親王は,天台座主に任じられると,父君の後水尾天皇から「輪王寺宮」の称号を賜いました。以降,輪王寺宮は,13代12人の法親王によって継承され,多くは天台座主を兼ねました。
輪王寺宮は通常は上野寛永寺に住み,行事によって日光へ移りました。日光で山務を執り,生活の拠点とした建物があったのが,現在宝物殿が建つこの場所です。
img9輪王寺には代々の宮門跡が書写された経典や書画が残されています。特に,輪王寺宮として第二世にあたる天真法親王は芸術的才能に恵まれ,優れた書画をお残しになっています。今回は天真法親王が残された阿弥陀三尊画像と千手観音画像を揃って展示するほか,意匠の異なる2巻の法華経普門品の書写経を並べて展示しております。
江戸時代に,輪王寺宮様がお過ごしになったこの場所で,宮様たちが残した宝物を楽しみ,冬のひとときをお過ごし下されば幸いです。








【主な展示品】
◎重要文化財 ◇栃木県指定文化財

◎伝勝道上人所用 鉄錫杖 一柄 奈良時代
◇鉄造納経塔 一基 元徳3年(1331)
天真法親王筆阿弥陀三尊 一幅 江戸時代
天真法親王筆千手観音画像 一幅 江戸時代
法華経普門品(紺紙金銀字)一巻 江戸時代
法華経普門品(紺紙金字) 一巻 江戸時代
日光山縁起 巻三 一巻 江戸時代
◇馬面 一面 江戸時代

 

八代将軍吉宗とその時代

公益財団法人德川記念財団常設展示
*日光山輪王寺宝物殿は德川記念財団の特別協力館です。

徳川吉宗は貞享元(1684)年、御三家の一つ紀州藩主徳川光貞の四男として和歌山で誕生しました。兄の相次ぐ死により、宝永2(1705)年に紀州藩第5代藩主となり、将軍綱吉から「吉」の字を賜り、名を吉宗と改めました。紀州藩主として12年間の治世の中で、藩士の緩んだ綱紀の粛正、窮乏した藩財政の建て直しを行うなど、名君・賢侯としての名を歴史にとどめました。享保元(1716)年、7代将軍徳川家継が8歳で亡くなりました。この時、御三家には尾張徳川家に継友、紀伊徳川家に吉宗、水戸徳川家に綱条(つなえだ)がいましたが、一番家康に血が近かったことなどを条件に、老中・側用人・6代将軍家宣の正室天英院の間で話し合いが行われ、吉宗を将軍とすることが決まりました。将軍在任中には、目安箱や小石川養生所の設置、公事方定書などの法の整備をするなど享保の改革を断行しました。幕府財政の建て直しにあたっては、服装や食事など自ら質素倹約を実行しました。また、吉宗は動物が好きで、南方からゾウを呼び寄せたり、オランダ人を江戸に呼び西洋馬術を学んだりしました。吉宗は実証的、実利的な学問への関心が強く、史書・経書・法律・制度や天文・暦学・蘭学をよく学び、また書画も得意としていました。
本展示では、将軍吉宗に関わる書画や文書を通して、その人物と時代の一端を感じていただきたく思います。

平成28年12月
公益財団法人 德 川 記 念 財 団
〒151-0064 東京都渋谷区上原2-35-5-203
TEL03-5790-1110・2620
德川記念財団ホームページ http://www.tokugawa.ne.jp

久能山東照宮博物館
〒422-8011 静岡市駿河区根古屋390
TEL 054-237-2437
久能山東照宮ホームページ http://www.toshogu.or.jp

開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 年中無休
交通機関 東名静岡または清水I.Cより日本平まで約20分/JR静岡駅より
しずてつバス「日本平行き」
駐車場 日本平駐車場200台を利用(無料)
〔日本平〕よりロープウェイにて5分
德川記念財団常設展 「徳川家達と近代の書画」
平成28年12月14日(水)~平成29年2月14日(火)

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次回展示予告

平成29年2月17日(金)~平成29年4月12日(水)
8時~17時(入場は16時45分まで。)
〔日光山輪王寺宝物殿 德川記念財団常設展〕描かれた都市江戸
※展示内容・展示期間は、予告なく変更する場合があります。